車両・機械系統

最新のテクノロジーでお客さまに安全と快適な移動空間を提供する。

車両・機械系統には、鉄道車両の開発、設計、メンテナンスから、駅の機械設備や車両メンテナンス機械の開発、設計、管理まで幅広い業務があります。また、鉄道輸送のさらなる安全性、安定性、快適性の向上をめざして、さまざまな技術開発を行っています。
中央新幹線計画に関しては、超電導リニア車両の開発、設計、走行試験のほか、地上コイルや駅・沿線の機械設備、メンテナンス設備の開発、設計、管理などを行っています。いずれも鉄道輸送の安全性、安定性、快適性を支える上で欠かせない、最先端の技術を追求する非常にやりがいのある業務です。

働くフィールド

  • 鉄道車両(新幹線)

    N700Aに代表される車両の開発、設計、およびメンテナンス業務を行います。東海道新幹線を走行する車両の最高速度は、営業開始当初は210km/hでしたが、当社独自の技術開発成果を採用した結果、N700Aでは285km/h (山陽区間は300km/h)まで向上し、東京・新大阪間の所要時間は最短2時間22分となりました。また、開業以来50年以上「乗車中のお客さまが死傷される列車事故ゼロ」という安全性と運行1列車あたりの年間平均遅延時分0.6分という安定性は、高いメンテナンス技術に加え、車両の機器データを活用した新しいメンテナンス手法の導入などによるものです。1日約44.5万人、年間約1.6億人の輸送を担う新幹線における、さらなる安全・安定・快適な輸送をめざして日々取り組んでいます。

  • 鉄道車両(在来線)

    在来線は、東海道新幹線のフィーダー輸送および名古屋、静岡地区の地域輸送を担っており、そこで運行される車両の開発、設計、メンテナンス業務を行います。JR発足以降、ワイドビューの愛称で親しまれている特急形車両や、313系近郊形車両、キハ25形車両を投入し、より一層の安全性とサービスの向上を図っています。鉄道の最重要課題である「安全性」のさらなる追求のため、既存車も含めた全車両への新型ATS(自動列車停止装置)の取り付け工事に代表されるような各種改造工事も実施しています。

  • 機械

    鉄道の営業・運転に欠くことのできない、出改札機器やホーム可動柵などの駅設備、エスカレーターやエレベーターに代表されるバリアフリー設備や車両のメンテナンス機械設備など、幅広い機器の開発、設計、管理業務を行っています。これらの機器は、鉄道輸送の安全性、安定性の面でも重要な役割を担っており、必要不可欠な設備です。最近では、IC カードサービスや新幹線ホーム可動柵を積極的に展開しており、さまざまなシステムや新規設備の開発業務が増大しています。

  • 超電導リニア(車両)

    中央新幹線に投入する、超電導リニア車両の開発、設計を行っています。現在、山梨リニア実験線において、長期耐久性やコスト低減などの検証に向けた走行試験を重ね、走行試験の運営、測定、データ解析業務のほか、車両のメンテナンスなども行っています。また、走行試験の結果を開発、設計にフィードバックすることにより、より良い車両の実現をめざしています。中央新幹線の営業運転開始に向け、すでに確立した基盤技術をベースに、さらに品質の高い車両を実現するための技術開発、改良を進めています。

  • 超電導リニア(機械)

    超電導リニアに用いられているリニアモーターや浮上・案内機構は、車両側の磁石と地上側のコイルで構成されていますが、この地上側コイルの開発、設計、メンテナンスを行っています。また、乗降装置や分岐装置、車両メンテナンス設備の技術開発、設計、メンテナンスも行っています。 今後、中央新幹線の営業運転開始に向け大規模工事が控えており、飛躍的に拡大していくフィールドです。

  • 技術開発

    愛知県小牧市の自社研究施設にて、鉄道事業者でなければ実施が困難な技術開発を行っており、その成果は新型車両や新型設備の設計に活かされています。研究施設では、大型試験装置を活用した試験や走行試験などのデータ解析を通じて、実際に起こっている現象を正確に把握した上で、さらなる安全・安定輸送や、より高いレベルでのサービスの提供、メンテナンスの省力化などの実現に向けた技術開発テーマに取り組んでいます。

採用区分とキャリアイメージ

総合職
「車両・機械」分野のさまざまな業務を経験した上で、その知識・技術を活かしたマネジメント業務での活躍を期待しています。働くフィールドは上記の6つのほか、投資計画策定をはじめとした経営企画、営業、総務、人事、広報、安全対策といった部署もあります。 キャリアステップは、入社後数年間は「車両・機械」分野で業務経験を積み、能力・適性に応じてジョブローテーションを行いながら、マネジメント能力を高めていきます。
プロフェッショナル職
車両・機械系統の技術を支えるエキスパートとして、高い専門性を発揮する仕事です。車両分野においては、新幹線、在来線、超電導リニア車両のメンテナンスや走行試験業務などにより専門技術を習得し、将来的には現業機関の中心的存在になることに加え、能力・適性に応じて設計開発などを担当する部署において活躍することを期待しています。機械分野においては、各種機械設備に加え、超電導リニアにおける地上コイルやメンテナンス設備などの設計、施工、メンテナンス業務に従事し、専門性を高めていきます。