営業施策

さらなる需要の喚起と、より便利なサービスの提供をめざして

営業施策概要

JR東海では、東海道新幹線をはじめとした各種輸送手段のサービスをより一層強化すべく、さまざまな取組みを行っています。
取組みは多岐にわたりますが、主に「観光需要の喚起」、「東海道新幹線の利便性向上」の二つの取組みに分けられます。

観光需要喚起のための取組み

「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン

「そうだ 京都、行こう。」でおなじみの京都キャンペーンは、当社で最も息の長いキャンペーンであり、テレビコマーシャルやポスター、ホームページ、パンフレットなどを通して、首都圏・中京圏から京都への観光需要喚起に取り組んできており、桜や紅葉といった四季折々の風景に加え、歴史や文化などにも触れ、幅広い層のお客さまに向けて奥深い京都の魅力を発信しています。
具体的な旅行商品としても、旅行会社各社と協力して、東海道新幹線の速達性やフリークエンシーを最大限に活用した日帰り型や宿泊型など、バリエーションに富んだラインナップで展開し、さまざまなニーズに応えています。

「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンポスター

「トーキョーブックマーク」キャンペーン

近畿圏、中京圏から首都圏にお出かけいただくことを狙い、2006年から「トーキョーブックマーク」を展開しています。トレンドに敏感な若い女性をメインターゲットに話題性の高い観光スポットやイベントなどと連動した旅行商品の申し込みができる体制を整えています。また、2018年10月からSNSを活用して東京の魅力や楽しみ方を発信・共有する取組みとして「TOKYO Stories」キャンペーンを展開しています。

「Shupo[シュポ]」
キャンペーン
「さわやかウォー
キング」ポスター

「Shupo[シュポ]」キャンペーン・観光列車・さわやかウォーキング

在来線特急列車のご利用促進を目的として、当社沿線の観光資源をご紹介する「Shupo[シュポ]」キャンペーンを地元の方々と連携して展開しています。また、人気の秘境駅を巡る「飯田線秘境駅号」などの観光列車の運行や当社沿線の観光スポットを歩いて巡る参加費無料の「さわやかウォーキング」などを開催しています。1991年に開始した「さわやかウォーキング」は、地元の皆さまから人気のイベントとして定着しています。

「Japan Highlights
Travel」スマホサイト

海外のお客さま向けの商品展開

国を挙げて訪日外国人旅行者数の拡大に向けた取組みが強化されているなか、当社も旅行会社と協力し、「FLEX JAPAN」というブランドの海外向け旅行商品などを発売しているほか、地元の交通業者と連携し、訪日外国人旅行者向けの周遊きっぷの発売にも取り組んでいます。
また、2017年10月から、年会費無料のネット予約&チケットレス乗車サービス「スマートEX」の訪日外国人旅行者向けサービスを開始し、専用のスマートフォンアプリを利用して海外から東海道・山陽新幹線をご予約いただけるようにしました。加えて、2019年4月からはJR西日本のネット予約サービス「e5489」との提携により、在来線特急についても4か国語でのネット予約と当社の駅での受取が可能となります。
さらに、沿線自治体や観光協会のご協力のもと、東海道新幹線沿線の観光情報を集約し、紹介しているポータルサイト「Japan Highlights Travel」では、日本語に加え英語などの言語にも対応し、国内外問わず、さらなる旅行需要の喚起を図っています。

利便性向上のための取組み

エクスプレス予約、スマートEX

JR東海では、東海道新幹線の利便性を向上させることを目的に、ネット予約&チケットレス乗車サービスの「エクスプレス予約」「スマートEX」を展開しています。「スマートEX」は2017年9月に開始したサービスです。
会員制の「エクスプレス予約」は、「JR東海エクスプレス・カード」への入会や、お持ちのクレジットカードの会社に申し込むことで、専用のICカードが発行され、チケットレス乗車が可能となり、一年を通してお得な会員価格で新幹線をご利用いただけます。一方、「スマートEX」は、スマートフォンやパソコンから普段お使いのクレジットカードや交通系ICカードを登録することで即座にサービスが利用でき、登録いただいた交通系ICカードでチケットレス乗車が可能です。
どちらのサービスも、スマートフォン・パソコンなどから簡単に新幹線が予約でき、スケジュールが急に変更になった場合でも発車前なら何度でも手数料なしで列車の変更が可能です。また、新幹線と在来線の乗り換えもスムーズにできます。駅窓口などに並ぶ必要がなく、お客さまの予約・変更・乗車までのトータルの移動時間を短縮でき、東海道新幹線の利便性を高めています。
「エクスプレス予約」は会員数が約359万人、「スマートEX」は登録者数が約190万人で、両サービスをあわせた1日あたりの利用件数は約20万件(いずれも2018年12月末現在)と着実にご利用が拡大しています。

「スマートEX」ポスター
「EX-ICカード」と「TOICA」を組み合わせたご利用イメージ

交通系ICサービスの充実

JR東海では、2006年11月の交通系ICカード「TOICA」の導入以降、利用エリアの拡大、相互利用の拡大、電子マネー機能の追加などに取り組み、2013年3月には主要な10の交通系ICカードによる全国相互利用サービスをスタートしました。
これにより、いずれかの交通系ICカードをお持ちいただければ、各事業者のエリア内における鉄道・バスなどへのご乗車が可能になりました。
また、お客さまの決済手段として電子マネーの利用機会が拡大していることから、利便性向上を目的として、2015年3月より東海道・山陽新幹線の車内販売でのお支払いに交通系電子マネーをご利用いただけるサービスを導入するなど、サービスの向上を図りました。
2019年3月には、利用エリア拡大などのサービス拡充を実施するなど、今後も鉄道ならびに電子マネーサービスのさらなる利用促進に取り組みます。

交通系ICカードの全国相互利用のイメージ