私の創造

ファンづくりを通じて在来線へのお客さまの信頼を高めていく。

アソシエイト職
田島 知奈

仕事

お客さま、地元、JR東海のよりよい関係づくりを進めていく。

企画立案から発信まで、主体的に携わる。

駅を歩いていて、私の手がけたポスターが掲出されているのを目にすると、嬉しくてつい笑みがこぼれます。先日はプライベートで乗った電車の中で、何人ものお客さまがチラシを持っているのを見かけました。販売促進に貢献できているという実感が得られ、誇らしく感じました。
現在私が担当しているのは、名古屋地区における在来線の特別企画乗車券の販売促進施策です。グループ会社の広告代理店であるジェイアール東海エージェンシーと協力のもと、どんな媒体を使って、どのような層に向け、どういったメッセージを送れば効果的かということを立案。表現のアイデアなど、検討を重ね、ポスターやチラシといったツールを制作します。こうしたプロセスは担当者に一任されており、販売促進企画の内容やポスターのデザインなども、チームで話し合いながら決定しています。ゼロの段階から自分で企画し、カタチへと仕上げていくプロセスはやりがいがあり、ものづくりに携わっているという実感が得られます。
以前私は名古屋駅、豊橋駅に勤務し、出札・改札業務などを通じてお客さまと接していました。駅で出会った大勢のお客さまの姿を思い出し、企画のターゲットに重ね合わせてメッセージを発信しています。
私がJR東海のアソシエイト職を選んだのは、生まれ育った名古屋で長く働けることに加え、専門性の高い業務に主体的に携わることができると知ったからです。その思いの通り、企画立案から責任を持って取り組ませてもらっていることに、喜びを感じています。

 

地域を支える在来線の使命を自覚しながら。

長野県の木曽地域への誘客を目的に、同地域の8市町村と共に組織している協議会の事務局運営、誘客施策の企画・実施も私が担当させていただいています。木曽をもっと盛り上げて観光客増を図ろうという目的で運営している協議会で、私自身、木曽のことを勉強しつつ、とりまとめを行っています。協議会では観光列車のおもてなしや宣伝ポスターの制作等、多くの企画を進めていますが、これら施策を通じて即時的な効果以上に、長期に亘って木曽への送客を増加させ、お客さま・地元・当社がよい関係を築けたらと考えています。
また、飛騨地区が豪雨被害に遭った際は、名古屋駅のコンコースで岐阜県や飛騨地域の自治体・観光協会とイベントを開催するなど、飛騨路応援キャンペーンを展開。同地区へのフリーきっぷの販売も伸ばすことができました。数字という結果が出たことにホッとするとともに、在来線の運行を通じて地域に貢献する当社の責任を改めて感じました。
広告宣伝や販売促進も含め、こうした施策の根底にあるのは、JR東海のファンを増やしたいという思いです。そのために地域の方々、お客さまに喜んでいただける施策やメッセージを発信していきたいと思います。
私自身としては、こうした経験を踏まえて、在来線だけに限らず、JR東海全体の宣伝業務にも携わり、ファンづくりの活動をさらに広げたいと考えています。

 

キャリア

在来線を支える現場で多くのことを学びました。

'15-4月入社、新入社員研修
社会人・鉄道人としての基礎を学びました。さまざまな研修イベントに仲間とともに取り組んだ日々は、かけがえのない時間となりました。今でも同期が集まると、研修の思い出話に花が咲きます。
'15-5月名古屋駅
名古屋駅で、改札業務を担当しました。非常に忙しい毎日でしたが、先輩社員に助けていただきながら、お客さまの「ありがとう」を励みに頑張りました。地域の皆さまの日常的な“足”としての在来線の影響力の大きさを実感しました。
'15-9月東海鉄道事業本部 運輸営業部 営業課(サービス)
在来線サービスに関する「お客さまからの声」への対応を担当しました。当社に期待されることをリアルに知ることができ、各系統の知識や施策も幅広く学ぶことができました。
'17-10月豊橋駅
豊橋駅で、出札・改札業務を担当しました。営業知識が身につき、戦力になれていると実感する場面も多々あって、やりがいを感じました。また、現場で働く社員の考え方や、管理者の役割なども、学べました。
'18-4月豊橋運輸区
豊橋運輸区社員の事務手続きや、働きやすい環境づくりなどを担当しました。お客さまの命をお預かりする乗務員の仕事を支えることで、改めて現場の社員がいてこそのJR東海だと認識しました。
'18-6月東海鉄道事業本部 運輸営業部 営業課(販売促進)取材当時
 
'22-7月中央新幹線建設部 名古屋建設部 岐阜西工事事務所
中央新幹線の建設に必要な土地(用地)の取得業務をおこなっています。大切な土地をお譲りいただく責任の大きな仕事であり、携わった用地が将来にわたって中央新幹線を支える土台になると思うとやりがいを感じます。

これからめざすもの

現場で活躍する社員や若手社員のフォローにも興味があります。最前線で働く社員の技術面、精神面を支えるような業務に携わり、現場においてもJR東海のファンづくりができたらと考えています。

プライベート

  • 後輩たちとバトントワリング
    中学からバトントワリングを続けています。今も母校の部活動に足を運び、OGの1人として、後輩たちの指導に当たっています。全員の気持ちを一つにして何かを表現できたときの達成感は最高です。指導を通じて、私自身も体を動かしてリフレッシュしています。
田島 知奈

Profile

田島 知奈

アソシエイト職
東海鉄道事業本部 運輸営業部 
営業課(販売促進) ※取材当時
2015年入社
人間科学部卒