私の創造

お客さまからの信頼の創造こそが、私にとっての一番のやりがい

プロフェッショナル職(高専卒)(施設)
倉 源太

仕事

技術革新に挑み、安全・安定輸送に磨きをかける。

関係箇所との密な打ち合わせを行い、
曖昧さを排することが重要だと実感しています。

私は小田原駅を中心に、約21kmの区間の軌道および土木構造物を保守管理する小田原保線所に所属し、レール、伸縮継目、接着絶縁継目の更換工事を担当しています。また、保線所の軌道の保守を担当する社員として、日々の検査を確実に実施し、異常箇所については最善な修繕の方法を検討して、補修工事または更換工事の計画および発注を行い、東海道新幹線の安全・安定輸送の一翼を担っています。
現在担当している業務のうち、大きな工事としてロングレール更換工事があります。これは夜間の限られた時間のなかで約1000mのレールを更換するという大規模なものです。高速で走行する新幹線車両の車輪が直接接するレールの更換ですから、万が一にも工事にミスがあってはなりません。設計や監督の際は、その責任の重さを痛感します。工事を完遂させるためには関係箇所との密な打ち合わせを行い、曖昧さを排することが重要だと実感しています。
多くの人と協力して工事に取り組み、実際に施工を完遂した時は、大きな達成感を得ることができます。

鉄道工学は経験工学ともいわれ、ベテランの技術者から
若手社員が技術を継承することは、非常に大きなテーマです。

今までで一番記憶に残っているのは、小田原保線所管内の鴨宮保守基地に分岐器を新設したことです。分岐器の新設工事に携わる機会は滅多にないことから非常に苦労が多く、無事に完遂できた時は大きなよろこびがありました。かつて、新幹線の走行試験が行われたモデル線区に位置する鴨宮保守基地は、新幹線発祥の地という記念碑が建っている由緒ある地です。そこに後々まで残る仕事ができたことは、私にとって忘れられない思い出です。
また、道床更換とPCまくらぎ更換を同時に行うという、新しい施工方法を成功させたこともありました。試験施工の1年も前から同時更換の施工に向けて綿密な打ち合わせを重ね、安全かつ効率的な施工を実現し、無事に工事を完遂させることができました。この二つの工事を同時に行うという効率化を達成しコストの削減が可能になりました。この同時更換は小田原保線所が先駆けとなり、今では全線で展開されています。
鉄道工学は経験工学ともいわれています。ベテランの技術者から私たち若手社員が技術を継承することは、非常に大きなテーマです。東海道新幹線の安全・安定輸送を守っていくためにも、これからは私たちの世代が第一線で活躍しなくてはなりません。そうした使命感のもと、多くの技術を身に付けていきたいと思っています。

 

キャリア

先輩から多くを学んできました。

’09-4月入社、新入社員研修
研修中の現場実習では実際に駅の改良工事を見に行くことができ、工事規模の大きさにびっくりするとともに、今後は自分もこういった工事を行っていくと思うと気持ちが引き締まったものでした。
’09-6月新幹線鉄道事業本部 大井保線所
はじめての配属先は、東海道新幹線の車両基地および東京駅と車両基地を結ぶ回送線を保守管理する大井保線所でした。ベテラン社員の非常に多い職場で最初は戸惑いもありましたが、先輩社員が現場に行く際は、自分のデスクワークをやめてでも現場について行くように心がけていました。こうすることで先輩社員とも打ち解け、仕事について多くのことを教わりました。ここで学んだことは今も大切な財産となっています。
’10-7月新幹線鉄道事業本部 小田原保線所取材当時
 
’14-7月双葉鉄道工業株式会社 小田原支店(出向)
これまでの工事を発注するという立場から、工事を受注する立場になり、元請会社の一員として、東海道新幹線の安全・安定輸送を確保するため業務を行っています。担当業務は、脱線・逸脱防止対策工事の軌道工事管理者として、現場監督業務等を行っています。出向をして、現場の最前線にいる作業員の方の話しを日々聞くことができ、そして苦労を知ることができ、とても勉強になっています。こうした多くの人たちの力があって、東海道新幹線の安全・安定輸送が実現されているというのを再認識するとともに、この出向期間中に元請会社ならではの技術をひとつでも多く身に付けたいと思います。
’16-7月新幹線鉄道事業本部 東京保線所
現在、東京駅、品川駅を保守管理する東京保線所で、軌道整備工事を担当しています。東海道新幹線の中で最も通過列車が多い区間で、ドクターイエローから配信されるデータや、現場で測定した数値等を分析しながら、軌道状態の検査及び補修を実施しています。所の課題となっている、分岐器をはじめとする補修困難箇所の施工方法を検討し、一つ一つ確実に軌道状態を良くしていけるように日々業務を行っています。

これからめざすもの

東海道新幹線のさらに効率的で正確な保守管理のために、新しい工法や工事を自ら発案し完遂できるようになりたいと考えています。

プライベート

  • ゴルフでリフレッシュ
    先輩に誘われて始めたゴルフで、休日はリフレッシュしています。他職場や他系統の人たちと一緒にプレーすることもあり、多くの人たちと交流を深めることができています。
  • 夏祭りを楽しみました
    先日、地元のお祭りに行ってきました。現在、住んでいる所に引っ越してきてはじめて行くお祭りだったので、とても新鮮でした。夏を満喫できました。
倉 源太

Profile

倉 源太

プロフェッショナル職(高専卒)(施設)
新幹線鉄道事業本部 小田原保線所
※取材当時
2009年入社
土木工学科卒