私の創造

チーム力を最大化し鉄道事業の可能性を切り開いていきたい。

総合職(電気・システム)
竹田 真一

仕事

現業機関で培った鉄道人としての土台に立ち、新幹線関連事業を統括する。

部署間の調整を図り、施策を推進する。

学生時代に学んだ情報通信関係の知識を活かして現業機関で技術者として活躍するだけでなく、企画・経営戦略分野にも積極的に携わっていきたいと考え、総合職を志望しました。
入社後は、東海道新幹線の信号通信所で設備の保守・管理業務に従事したほか、総務省やワシントン事務所への派遣、日本型高速鉄道の国際標準化に向けたプロジェクトなどを経て、現在は新幹線鉄道事業本部の施策等を統括する「企画部」で、鉄道事業本部の方針策定や防災関係業務等に携わっています。年間の基本計画策定にはじまり、JR他社や沿線自治体との部外関連協議、東海道新幹線の雪対策、東海道新幹線において新しい技術の確認を行うための走行試験の事務局や2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う大規模な交通需要に備えたセキュリティ対策や海外からのお客さまにもわかりやすい駅案内サインの充実など、企画部の業務は多種多様です。新幹線鉄道事業本部には、東海道新幹線を安全に運行するための5系統すべての部署が存在し、7,000名を超える社員が在籍しています。部署間の相互調整を図るのも企画部の重要な役割であるため、施策を推進する際は関係部署に対する意見照会や意思確認を十分に行い、丁寧なコミュニケーションを心がけています。

 

「どうしたいか」を常に考え、チームワークの起点になる。

入社以来、最も印象深い仕事は、「東海道新幹線開業50周年」の国際会議を企画・立案・運営したことです。各国のVIPを含む300名超を招き、高速鉄道システムの海外展開を啓蒙するという重大な使命を負う国際会議でした。開催準備が困難と多忙を極めるのと呼応するように関係者間の結束が増していき、完遂の際は涙が止まらなくなるほどの感慨に包まれました。1人の力では成し得ないことも、チームでなら成し遂げられる。人が一体となって生み出すエネルギーの大きさを改めて実感させられました。
仕事をするうえで私が常に意識しているのは「考える」ということです。これは、信号通信関係設備の保守・管理経験から学んだことです。限られた時間に多くの車両整備や保守作業を行う車両基地では、各部署が連携して作業工程を調整し合う仕組みが必要です。自分がいつ、何を、どのように行いたいのか、手順や考えを常に整理しておく姿勢が養われました。職場が変わるごとに、そのスタンスの重要性を深く認識しています。「東海道新幹線には何が必要なのか」「自分はどのようにしたいのか」、自身の考えを明確に発信することが建設的な連携を生み、案件や施策の推進力につながります。関係者全員の意向がぴったり一致しなくても、「新幹線の安全運行」は共通の目標です。自らの意見をしっかりと持ちながら他者の意見に耳を傾け、チーム力を最大化できるよう努めています。

 

キャリア

現業機関から本社機関、海外まで、幅広い業務を経験。

'04-4月入社、新入社員研修、現場研修
全系統の同期社員で、さまざまな課題・業務に取り組みました。この時期に培った人間関係や同期との絆は貴重な財産です。
'05-6月関西支社 工務部 電気課
関西地区の新幹線電気部門を統括する部署で、業務の基礎知識を学びました。
'05-7月関西支社大阪信号通信所鳥飼保全センター(2006年7月より関西支社鳥飼信号通信所)
東海道新幹線の信号通信関係設備を保守・管理する職場で、設備の検査・保守業務、工事施工管理・監督業務を行いました。2年目以降は主任を務め、グループ全体の業務管理も経験。鉄道設備保守の最前線での経験は、私の鉄道人としての重要な土台です。
'08-7月総合技術本部 技術企画部 (総務省派遣)
総務省の情報通信関係の研究開発を所管する部署で、研究開発施策の企画・立案、予算・進捗管理を行いました。総務省職員や民間事業者からの派遣者と交流し、多様な考え方や仕事の進め方を共有。当社と異なる企業文化に触れ、視野を広く持つ重要性を学びました。
'10-7月新幹線鉄道事業本部 静岡信号通信所
東海道新幹線の信号通信関係設備を保守・管理する職場で管理者として従事し、社員管理を含む職場運営のノウハウを学びました。期間中に東日本大震災や静岡県東部地震が発生し、業務が輻輳しましたが、職場一丸となって臨み、複数の施策工事をやり遂げました。
'11-7月ワシントン事務所 (海外調査派遣)
高速鉄道の運行に必要となる無線免許許認可状況を調査するため、米国の情報通信関係企業に派遣されました。言語や生活文化の違いに戸惑う場面もありましたが、異文化、特にコミュニケーションの取り方については気づきが多く、得るものの多い1年間でした。
'12-7月総合技術本部技術企画部 海外高速鉄道プロジェクトC&C事業室
日本型高速鉄道(Crash Avoidanceの原則)の国際標準化に向けた業務に取り組みました。JR他社と連携して一般社団法人の設立に携わり、大規模な国際会議の企画・立案・運営も担当しました。職責や部署を超え、また多くの関係会社と連携し、無事に国際会議が終了したときの感動は今でも忘れられません。
'15-1月新幹線鉄道事業本部 静岡信号通信事務所
(2016年7月より新幹線鉄道事業本部 静岡電気事務所)
東海道新幹線の静岡地区(三島~浜松)の通信設備の保守・工事を統括する管理者として従事しました。新しいプロジェクト工事の施工を担当し、部下とともに精力的に推進しました。任期中、一番大事にしたのは、「自分がどうしたいか」を明確にすることでした。それを実直に継続することで、自職場はもちろん、他部署や関係会社とのコミュニケーションが円滑に進み、多くの工事を計画どおりに完遂できました。
'17-7月新幹線鉄道事業本部 企画部取材当時
東海道新幹線全体の基本計画策定業務や防災関係業務、その他本社部署との調整など幅広い業務に従事しています。当本部には7,000人を超える社員が所属し、企画部での一つひとつの業務の影響力が大きいため、丁寧なコミュニケーションが大切です。また、「自分がやりたいこと」「方向性」を明確にしないと他部署と連携した施策の実施ができないため、常に「考える」ことを意識しています。

これからめざすもの

中央新幹線関連や高速鉄道システム海外展開関連の業務に携わり、これまでの経験を活かしてみたいです。自分の一手でチームがすぐ動き出せるような推進力を身につけ、どんな業務でも「これは竹田にやらせたほうがよい」と言ってもらえるような存在になるのが目標です。

プライベート

  • 家族旅行でひまわり畑を訪れました
    休日の大半を家族とともに過ごします。息子が小学生になり、海外旅行などチャレンジしたいことが増えてきました。写真は、家族旅行で山梨県のひまわり畑を訪れたときのもの。楽しそうに駆け回る息子の姿を今も鮮明に思い出します。妻はフルタイムの仕事と育児・家事を両立中。尊敬の念が深まり、感謝してもしきれません。
  • 仕事の顔と違う一面が楽しい!
    隣接する部署と合同で開催したレク・バーベキュー。家族参加型のイベントなので、いつもと違う同僚の一面が垣間見えて、楽しいひとときでした。バーベキューに限らず、ゴルフなど、定期的に業務外での交流を持ち、職場での一体感を深めています。
竹田 真一

Profile

竹田 真一

総合職(電気・システム)
新幹線鉄道事業本部 企画部
2004年入社
情報理工学研究科 数理・計算科学専攻修了