私の創造

よみがえる駅ビル。そして始まる新しいにぎわいの創出。

総合職(事務)
桝谷 純平

仕事

「鉄道業とはサービス業である」の理念とともに。

街の活力としての駅、魅力を生み出していく駅ビル。

今では想像もつかないでしょうが、私の学生時代、名古屋駅周辺は何のにぎわいもない普通の街でした。そこに巨大なJRセントラルタワーズが出現し、人の流れが一気に変わり、名古屋駅周辺に華やかなにぎわいが誕生したのです。通過点としての駅から、目的地としての駅へ──。まさに駅が街の活力になっていく過程を、私はこの目にしっかりと刻んだのでした。
現在、私は当社の主要駅で展開している駅ビル26カ所の、売上・収益の向上を図る業務に従事しています。一言で言えば、商業施設のグランドデザインをつくる仕事です。例えばリニューアルはその代表的な手法ですし、吸引力のあるテナントに入居していただくリーシングも効果的です。また、新規開発できる場所がないかを考えるのも役割です。
駅ビルは生き物です。リニューアルによってつねに変化していかなくては次第に老いてしまいます。ですから活力を保ち、魅力を発揮し続けるためには、つねにリニューアルを行わなくてはなりません。
リニューアルによって駅ビルが新たな輝きを放つようになる姿は、スケールこそ違いますが、かつて私が目の当たりにしたJRセントラルタワーズ誕生の瞬間に重なります。生まれ変わった駅ビルにお客さまが多数訪れてにぎわいが生まれ、お客さまの笑顔でビルのなかが埋め尽くされた時、大きなよろこびを感じます。

 

サービス業としての鉄道業を究めていく。

総合職として入社以来、多様な業務を経験してきました。事業推進本部での仕事ははじめてのことで、39歳にして駅ビル開発という新たな分野にチャレンジしていることになります。改めてJR東海というのは本当にいろんな勉強をさせてくれる、なんとも懐の深い会社だと思います。
これまでを振り返って一番印象深いのは、名古屋駅で助役として社員の教育・指導を担当したことでした。JR東海最大の駅である名古屋駅には、新人だけでも毎年50人も配属されてきます。直前まで学生気分で過ごしていた彼ら、彼女らを数カ月で一人前に育てなくてはなりません。そのためにこちらも必死になって、サービス業とは何か、真のサービスのあり方は、ということを勉強しました。この経験が、鉄道業とはサービス業であるという私の理念を育ててくれたと思います。
東海道新幹線が進化を続けているように、また、駅ビルがリニューアルを重ねて進化していくように、サービスに対してお客さまが求める基準も上がり続けていくでしょう。簡単におほめの言葉をいただけるのではありません。だからこそ私たちの仕事は挑戦しがいがあり、得られるよろこびも大きいのだと思います。

 

キャリア

異動のたびに新たなチャレンジをしてきました。

'97-4月入社、新入社員研修
事務系統として入社した自分が同じ系統だけでなく技術系統(運輸・車両・施設・電気)の同期仲間にも恵まれたのは、その後の会社人生においての基礎となりました。
'97-6月現場研修(車掌研修、駅研修、運転士研修)
安全を守るために一致協力して業務を進めることの大切さ、また、決められたことを決められた通りに実施することの難しさを、身をもって体験できました。
'98-9月関西支社 管理部 人事課
地元である関西支社に社員教育係として赴任しました。新人から管理職までの研修カリキュラム・プログラムの作成およびその運営を行いました。
'00-2月新入社員研修インストラクター
インストラクターとして、高卒新入社員21名に対して学生から社会人への転換を図るよう指導を実施しました。当時の教え子たちは今や中堅社員として活躍してくれています。その活躍ぶりを見聞きするのが楽しみです。
'00-6月人事部 勤労課
はじめての本社勤務。約2万人の社員がよりどころとする就業規則の運用改正や勤務制度を担当しました。本社部門として、自分の判断が社内におよぼす影響の大きさを実感しながらやりがいを持って業務に取り組みました。
'02-12月秘書部
役員会議の事務局業務に従事しました。経営幹部の判断スピードと、中長期で施策を考える経営感覚に直接触れることができたのは自分にとって非常に価値がありました。
'05-7月名古屋駅
当社最大の駅である名古屋駅の管理者として現場業務に従事しました。愛知万博開催期間中であり、多くのお客さまにご利用いただくなかで、現場の第一線で働くことができたのは貴重な経験となりました。
'07-3月新入社員研修インストラクター
2度目のインストラクターとして、プロフェッショナル職大卒の3期生を担当しました。同時に15名のインストラクターチームのまとめ役も担いました。いよいよ教え子のなかにはインストラクター業務に従事する社員が出てきました。改めて自分自身の背筋が伸びます。
'07-7月広報部 東京広報室
広報部のなかの一部門として主に新幹線部門を担当。そのなかでも広告宣伝担当としてマスコミ対応・販売促進策検討が主な業務でした。世の中から当社がどのように見えているかを学びました。
'09-7月広報部
在来線部門の広報・宣伝を担当。東日本大震災に際しては、社内も混乱するなか、確実な情報把握ならびに提供を行うことで世の中に貢献することができたのではないかと思っています。
'11-7月静岡支社 管理部 人事課
はじめての静岡赴任で、人事系統の業務を幅広く経験することができました。改めて鉄道は社員一人ひとりの力によって成り立っていることを実感し、縁の下の力持ちの業務が大切であることを学びました。
'13-7月事業推進本部取材当時
 
'16-7月営業本部 エクスプレス予約カスタマーセンター
当社の主力商品である「東海道新幹線」の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」。会員であるお客様に日々ご案内する中で、より高品質なサービスとは何かを考えるようになりました。

これからめざすもの

超電導リニアに関わる仕事をしたいと思います。開業時は54歳、どんな立場でどんな仕事をしているのか、今からワクワクしています。

プライベート

  • サッカークラブの全社大会に出場
    学生時代からサッカーを続けており、今でも会社のサッカークラブと大学のOBチームに在籍しています。長く続けるコツは、成功も失敗も楽しむことです。良き多くの仲間に恵まれとても充実しています。
  • 職場でリレーマラソンに挑戦
    数年前から世の中のブームにも乗って、ランニングを始めました。楽しみは、職場の仲間を誘ってリレーマラソン大会に出場することです。たすきをつなぎ、互いに励まし合いながら完走することに、感動すら覚えます。
桝谷 純平

Profile

桝谷 純平

総合職(事務)
事業推進本部 ※取材当時
1997年入社
法学部法律政治学科卒