私の創造

後世の人々にも想いを馳せ、 良質な危機感を抱きながら、 将来に向けて種を撒く

総合職(事務)
宮坂 祐生

仕事

「最後の砦」という意識で会社の将来を左右する案件を扱う。

人事、秘書、広報、経営管理と経営にかかわる幅広い業務を経験。

就職活動の際に考えたのは、自分にとって“充実の源”は何であるかということでした。どんな職業にも楽しいこと、大変なことの両面が存在し、すべてを満たす仕事はありません。そうである以上、いかに不満がないかに着目するより、これさえあれば自分は大丈夫と思えるものを見つけるほうが大事だと思うからです。私の場合は、それが「後世の人々にまで貢献できるような仕事に携わる」ということでした。
社会的使命をもつ鉄道事業を生業とし、リニア中央新幹線や高速鉄道の海外展開など未来へ向けたフィールドも開かれている当社なら、仕事が大変なときも歯を食いしばりながら充実感を持って頑張れる、そう確信できたことが入社を決めた最大の理由です。早くから経営にかかわるようなマネジメント経験を積み、未開拓分野に挑戦する力を身につけたいと願っていた私にとって、総合職事務系統は特に魅力的な職種でした。入社以来、人事、秘書、広報、経営管理と幅広い業務を経験し、当初、期待していたとおりのキャリアステップを踏むことができています。

 

常に良質な危機感を抱き、仕事と自分自身を検証する。

在籍する経営管理部では、おもに社内の重要案件を審議する会議を担当しています。各案件について何に焦点を当てて議論すべきなのかを洗い出し、事前に検討すべき点があれば担当部署と相談しながらクリアにしたうえで、意思決定に十分な材料を揃えて会社幹部の会議のテーブルに乗せるのが私の役目です。扱う案件は会社の将来を左右するものばかり。会議を通れば施策は動き出すため、自分が「最後の砦」という緊張感をもって業務に臨んでいます。
また、会社の業績や力を入れている施策についてメッセージの発信の仕方を考える経営情報の管理や、増加する訪日外国人への対応など、社会や経済情勢の変化に応じてランダムに発生する経営課題への対処も、我々のチームの仕事です。答えのない課題が次々と押し寄せ、内容も右から左にとはいかないものばかりですが、手がけた仕事の社会への影響力が目に見えてわかる点は、公共性の高い鉄道会社ならではの醍醐味です。
仕事をするうえで心がけているのは、常に良質な危機感を抱き、自分自身を客観的な目で検証する姿勢を忘れないようにすること。鉄道業は長期的視点で事業を進める業態です。仮に今の自分たちがうまくいっているとしても、それは過去に撒いた種が結実しているということ。現状に満足をして変化を起こさないと、悪い意味での安定志向に陥る危険性があります。柔軟な視点を養い続けるためには、社外の知人、友人と話をすることが大事です。社外の人とのつながりを大切にし、自分自身をアップデートできる場を増やしておくことが、今後の仕事人生において財産になっていくだろうと考えています。

 

キャリア

未知の分野に取り組む力をつけるため、アメリカ留学を志願。

'11-4月入社、新入社員研修
鉄道人としてのプロフェッショナリズム、ビジネスの基礎、会社の歴史、組織マネジメントについて、座学だけではなく、さまざまなイベントやフィールドワークを通して学びました。同期と寝食をともにし、濃い時間を過ごしました。
'11-6月新幹線車掌研修
研修が終了し、社会人として初の職場です。車掌業務はもちろんのこと、現場で働く社員の仕事への想いやプライド、そして時間厳守の重要性など、社会人としての基礎を教えられた貴重な期間でした。
'11-11月駅研修
ちょうど年末年始の繁忙期に働くことができ、どれほど多くのお客さまに東海道新幹線をご利用いただいているのかを肌身で実感させられました。
'12-1月新幹線運転士研修
東海道新幹線の安全安定輸送の裏側にある運転士の時間に対するこだわりと、それを実現する運転技術の高さを学ぶことができました。
'13-1月新幹線鉄道事業本部 管理部 人事課
教育担当として、新幹線の現場で働くプロフェッショナル職の若手社員に対する教育・フォローの統括を行なったり、管理者向けの研修の立ち上げを行ったりしました。着任したばかりの若手にこんなに大きな仕事を任せるのかと面食らう場面もありましたが、必死で食らいついた1年余りでした。
'14-3月新入社員研修インストラクター(短大・専門学校卒担当)
ついこの間まで学生だった新入社員たちと体当たりで接した約2カ月間。こちらが期待している以上の頑張りを見せてくれる新入社員に、自分も頑張らなければと初心にかえらせてもらいました。
'14-6月秘書部東京秘書室
役員の随行秘書として、日々行動をともにしながら業務をサポートしました。国内外の要人接遇から、意思決定のための分析や資料作成、講演・執筆活動の補佐まで、幅広い業務に従事し、また社外の要人との会合にも多く陪席しました。大きな施策の生まれる瞬間やそのプロセスにかかわることができ、めまぐるしくも大変刺激的な2年間でした。
'16-7月広報部東京広報室
経済誌からの取材対応や各種商品・サービスの広告宣伝、ウェブサイトの構築、SNSの運用など、幅広い広報業務に従事しました。会社発足30周年にあたり、在来線・新幹線・リニアの三世代鉄道をテーマにしたポスターも制作。記者の方やメディア関係者をはじめ、社外の方と仕事をする機会が多く、視野が広がりました。
'17-6月海外留学
アメリカのボストン近郊にあるタフツ大学フレッチャースクールという国際関係論の大学院で、国際政治とビジネスを2年間学びました。世界各地から集まる「世界を変えたい」と真剣に思う学生たちと交わす議論は、とても刺激的でした。慣れない土地で、慣れない英語を話しながら多くの新しいことを学んだことで、未知のことでもなんとかなるという自信がつきました。
'19-5月総合企画本部 経営管理部取材当時
重要案件を審議する会議に向け、議論の焦点を検討し、担当部署と相談しながら会社が意思決定するために必要な情報や資料を揃えて会議へ送り出すのが、おもな担当業務です。承認されるとその施策は動き出すので、大きな責任を感じます。経営情報の管理や、ランダムに発生する経営課題への対処も仕事です。

これからめざすもの

前例があって答えが読めるものより、答えがわからない未知の分野・事業・領域に挑戦し続けたいと思います。あえて自分から一歩前へ踏み出す”攻めの姿勢”を貫きながらも、それがしっかりと組織や会社のためになっているというのが、私が目指す理想的な働き方です。

プライベート

  • ヒマワリ畑に家族旅行に出かけました
    休日は、もっぱら3歳になった息子と遊ぶようにしています。日に日に言葉を覚え、新しいものに興味を示すため、一緒にいるこちらも飽きません。もう少し息子が成長したら、高校時代に甲子園を目指して熱中した野球を一緒にできるぞ!と密かにワクワクしています。
  • 映画『ロッキー』で有名なフィラデルフィア美術館の階段にて
    アメリカ留学中は、車や飛行機で足を伸ばすと自然豊かな場所や観光名所がたくさんあったので、勉強の合間を縫って色々と出かけました。現在住んでいる名古屋も、電車に乗れば伊勢や高山などの観光地がすぐです。休みの日には家族であちらこちらへ出かけるようにしています。
宮坂 祐生

Profile

宮坂 祐生

総合職(事務)
総合企画本部 経営管理部 ※取材当時
2011年入社
経済学部経済学科卒