プレゼンテーション 施設系統・理系対象

施設系統では「中央新幹線開業後を見据えた
東海道新幹線の土木構造物・建築物の創造」
というミッションが課され、5グループに分かれて発表。
土木構造物のメンテナンスは
「現場とサポート機関の連携強化」「技術者の育成」
「メンテナンスの機械化・外注化」「現場組織の再編」、
中間駅は「地域PR強化と快適性向上」といった提言がなされ、
「より問題の本質を見極め、手段が目的化しないように」
といった講評がありました。

参加学生のコメント

私は、インターンシップに参加する前に「働く」とはチームワークで仕事をすることであると考えていました。実際に今回の参加したインターンシップの講義や施設見学、夜間作業体験などを通して、自分の考えは正しかったと感じました。この5日間は本当に中身の濃い充実したもので、チームワークで作業するのはもちろんのこと、社員の方一人ひとりが誇りと責任感を持って仕事に従事されているように感じました。特に、貴社の使命である安全・安定輸送を日々支えている社員の方と会話した際の自信に満ちた表情は印象的でした。誰ひとり手を抜いても完結しない仕事というものを、日々何事もなくこなす社員の方に「働く」ことの重みを教わった気がしています。「チームワーク」で仕事をすることの大切さをより一層強く感じた5日間でした。

もともと安全に対して熱い想いを持っているというイメージでしたが、5日間のインターンシップで自分の想像していた以上の熱い想いを感じました。特に印象的だったのが、5日間にお会いした多くの社員の皆さん全員が、自分の仕事は安全・安定輸送を支えているのだという誇りを持って仕事をされていたことです。全員が高い意識を持っているからこそ、無事故かつ安定輸送が可能となっているのだと感じました。

「建築」と一言にいっても、現場の監理や保守、関連事業、また研究開発に至るまで、さまざまな仕事の幅があることを知り、具体的な内容をお聴きしたことで、仕事内容・働き方へのイメージがわきました。華やかな仕事のみならず、各関係会社、行政機関との協議や交渉、現場での地道なチェックなど、地味だけれど非常に重要な仕事まで、さまざまであることを実感しました。自分自身の将来の選択基準、何に重きを置くのか、何がやりたいのか、まだ答えはでませんが、考えるきっかけとなると思います。自分の可能性の幅を狭めず、もっと広い視野を持って、これからの就職活動や研究活動、将来についてしっかりと考えていきたいです。

普段の学校の授業では決して学べない「働く」ということの意義ややりがいを学べました。特に、土木が担う仕事の重要性を学べたのは、今後の就職活動にも大きく生きると思います。このインターンシップでは、講義で知識を得た後、実際に現場等に行き体験するという形だったので非常に理解しやすかったです。また、行く先々で社員さんとの交流の場が設けられていたのは、生の声を聞けるという意味で非常にありがたく、社員の方々がどういった思いを持って働いておられるかがよくわかりました。土木という業務領域は、「支える」という部分が多いと思いますが、社員の方々はその仕事の先にいる「人」を見て仕事をしておられるということに感銘を受け、単純に「かっこいい」と感じました。

私と同じように鉄道、インフラ業界に関心のある同年代の仲間たちと5日間寝食をともにし、講義や現場見学の内容について意見を交わし、ひとつの課題に取り組むことができたことが、自身を大きく成長させたように感じています。優秀な仲間たちとの議論では、学ばせてもらえるだけでなく、自分を見つめ直すきっかけにもなりました。また、こうしてできた多くの仲間は今後の人生においてもかけがえのないものになるだろうと思います。このインターンシップを通じて、知識のみならず、人間力も鍛えられ、大切な仲間も得ることができました。とても有意義な5日間でした。

インターンシップでは、ほかの大学の別の内容を専攻しているさまざまな人に出会うことができて、非常に良い経験になりました。建築グループでのグループワークではとても良い議論ができ、普段の研究では教授とのやり取りのみなので、新鮮でした。また、座談会や懇親会、フェアウェルパーティなど、多くの社員の方々と話す機会をたくさん設けてもらったことで、ちょっとした気になることや働いている人々が感じていることなどを、フランクに聞くことができました。研修センターも非常にきれいで快適でした。