私の創造

鉄道を最も安全乗り物にするために。絶対的な安全価値を創出する。

総合職(運輸)
梅坂 宜忠

仕事

お客さまの安全を確保するためにも、安全対策に妥協は許されない。

新しい高速鉄道システムの
安全文化を築き上げる。

「安全な鉄道社会を維持・発展させていきたい」。これが私の志望理由です。学生時代に防災・リスク工学を専攻していた私は、「もし大地震が発生したとしても、鉄道をご利用のお客さまの安全を確保するために、鉄道会社で安全対策に取り組みたい」と思い、日本の大動脈である東海道新幹線の安全・安定輸送を担うJR東海の使命に感銘をうけ、JR東海を志望しました。ひとくちに安全対策といっても、ハード面だけでなく乗務員の教育や避難誘導マニュアルの整備などソフト面の対策も重要であり、お客さま目線で安全対策に取り組む運輸系統に魅力を感じて入社を決めました。
鉄道は経験工学と言われるように、過去から脈々と引き継がれてきた文化があります。その経験から、より安全で快適な乗り物になるか考え、一つひとつを積み重ねて、その上に今の鉄道が成り立っているのです。
一方で、現在私が携わっている中央新幹線は新しいフィールドへと足を踏み出します。車両を動かす原理や速度がこれまでの鉄道と圧倒的に違う、など根本的に異なる部分はありますが、今まで在来線・新幹線で培ってきた経験や知識を結集した上で、中央新幹線の安全確保に必要な要件を検討していきます。安全確保のためには、まずあらゆる場面をあらかじめ想定することから始まります。その上でハード面、ソフト面の両面から対応策を検討し、本当に安全かどうか検証を重ね、高速鉄道システムの安全文化を築き上げなければなりません。
東海道新幹線は開業以来、脱線・衝突による死亡事故はゼロを継続しています。中央新幹線においても安全な乗り物であることを証明し、鉄道の絶対的な安全価値を創出していくことが、 私たちの使命でもあります。

 

お客さまの代表として、
安全で快適な駅のレイアウトを模索しています。

現在、私は中央新幹線の設備計画の策定を担当しています。具体的には、駅構内のレイアウトを考えています。多くのお客さまが超電導リニア車両から一気に降りて動き出し、人の波をつくります。エスカレーターやエレベーター、自動改札機の配置位置を検討し、どこに何台設置すればよりスムーズにお客さまにご利用いただけるかを念頭に置きながら設計しています。また、駅では駅係員以外にも清掃係員、警備員など多くの方が働いています。駅で働く社員の代表としてユーザー側の視点を交えながら設備を検討していくことで、現場で働く社員が働きやすい環境をつくることも、私の大事な役目だと考えています。
サービス面の向上だけでなく、安全面についても徹底的に検討を行っています。お客さまが安全にリニアにご乗車できる仕組みや、リニアが安全に走行する仕組みについても、車両機械・電気・施設系統の社員と連携を取りながら、議論を重ね、不測の事態が発生した場合でも安全が確保できる仕組みをハード・ソフトの両面で模索しています。
今後、総合職社員として新幹線、在来線をはじめとしたさまざまな仕事に取り組みたいと思っていますが、今は世界的にも注目を集める中央新幹線の安全文化をつくる仕事に携われることに充実感を覚えます。今検討していることが、数十年先の中央新幹線の安全の根幹になるため、責任の重さと同時に大きなやりがいを感じています。

 

キャリア

すべての仕事は、「安全」がベースであることを実感。

'07-4月入社、新入社員研修
鉄道の基礎知識、社会人としての振る舞いを学びました。同期と寝食をともにし、熱く議論をすることで、強いきずなが生まれました。
'07-6月現場研修
乗務員(車掌・運転士)、駅係員を経験しました。最前線で鉄道の仕組みを学ぶとともに、規律の重要性、チームワークの大切さを肌で感じ、鉄道の安全は現場力により守られていることを実感しました。。
'10-1月新幹線鉄道事業本部 運輸営業部 輸送課(列車指令) 
現場で起きているすべての事象を把握し、何か異常が起きた際には、対応策を即座に現場に伝える、とても責任の重い仕事でした。運転再開のためには何を確認する必要があるのか、安全に対しての概念が身に付きました。
'10-7月新幹線鉄道事業本部 運輸営業部 管理課(営業設備)
東京駅のリニューアル工事を担当しました。営業を続けながらの工事なので、お客さまの安全は守られているか、ご不便はおかけしていないか、お客さまの気持ちに立ち現場を見て回り、改善箇所があればすぐ工事関係者へ伝達しました。今でも東京駅を通ると、当時の苦労や多くの人と一緒につくり上げた達成感を思い出します。
'12-7月名古屋運輸所 営業課(フォロー担当)
新人車掌や新人運転士の教育を行いました。乗務員一人ひとりと向き合い、悩みを聞き、時には厳しく叱り、そして嬉しい時は一緒によろこぶ。改めて鉄道の安全は“人”によって支えられているのだと実感しました。
'14-7月(出向)中央リネンサプライ株式会社 企画部企画課
座席カバーや制服の洗濯を担当するグループ会社で、経営基盤の確立や経営戦略に携わりました。JR東海とは違う職場環境に戸惑いましたが、従業員と触れ合い、鉄道を支える多くの人の存在に気付くことができました。
'16-7月中央新幹線推進本部 企画推進部
 

これからめざすもの

「一番安全な乗り物は鉄道である」という価値を生む
東海道新幹線は開業以来、脱線・衝突による死亡事故ゼロを継続しています。新しくできる中央新幹線も安全な乗り物であることを証明し、乗り物のなかで鉄道が最も安全な乗り物であり続けるように、鉄道の安全価値を生み出していきたいと考えています。

プライベート

  • 雄大な自然を満喫
    大自然のなかでいろいろと考えることが好きで、よく山登りに行きます。自然は大きくは変化しない、そして雄大です。それに対し、仕事、人間の営みは日々変化しています。変化しない自然と、人間の営みをいかに融合させるべきかと、雄大な思想をめぐらせながらリラックスした時間を過ごしています。
  • スコア100を切る日をめざしてゴルフの練習
    1年前にゴルフを始めました。まだまだ思い通りに飛ばすゴルフをしているとは言い難いですが、いつかはスコア100を切る日を夢見て、日々練習に取り組んでいます。
梅坂 宜忠

Profile

梅坂 宜忠

総合職(運輸)
中央新幹線推進本部 企画推進部
2007年入社
工学システム学類卒