普段、何気なく利用する鉄道が、どれだけ多くの技術と人の手で支えられているのか、そのスケールは想像以上で、JR東海が、利益の追求だけではなく、安全・安定輸送による社会貢献に力を入れているのだと強く印象に残りました。系統に関係なく社員同士が挨拶や会話を交わしているのを目にし、大企業でありながらチームワークの良さを感じました。JR東海で将来働くことをイメージするのに非常に有意義な時間を送ることができました。
プレゼンテーション 電気・システム系統・理系対象
ミッションは電気・システム系統の担当者として
「高速鉄道新線を設計しよう」。
インターンシップで学んできた知識・経験を活かして、
高いレベルでの提案がなされました。
発表後は、電気・システム系統の社員より
「目的を明確にした上で、
本質がぶれないように技術を追究していくことは、
今後、社会人として仕事をしていく上でも重要なことなので、
つねに心に留めてほしい」
というアドバイスも送られました。
参加学生のコメント
ただ毎日行っている業務を繰り返すのではなく、毎日変わらないように設備を保全するという仕事をまっとうしていることに感心しきりでした。毎日のように自分たちが利用している電車がどのように運行されているのかを、技術力の最も高いJR東海のインターンシップを通して学んだことで、日々の変わらぬ安心・安全な毎日の「幸せ」を痛感すると同時に、ただ新しい技術を導入するのではなく、一つひとつ安心・安全であるかを確認することの大切さを学びました。
鉄道というと、運転士や車掌、駅係員の方のイメージが強かったのですが、今回のインターンシップを通し、鉄道はさまざまな人間が関わることで成り立っているということを学びました。私のこれまでの貴社に対するイメージは「安全」でした。まさにその通りではありましたが、その安全に対する意識は私が考えているものよりはるかに強いものでした。また何よりもチームワークを大切にしながら、安全を実現するということが深く印象に残っています。今回がはじめて参加したインターンで不安でしたが、振り返ってみれば大変充実した5日間でした。
「設計」がテーマのグループワークで、見学や講義から得たものを自分の言葉で表現する必要が生じ、理解がさらに深まりました。研修用、デモ用の設備が完備されているので、自分で触れることができ、一層興味が募りました。総合的に、無駄と感じた時間は1分も無く、充実感の高いインターンシップでした。
現場で働く機会が非常に多く、そのことに驚きました。デスクワークが多いイメージでした。オフィスから指示を出すだけでなく、現場に行って保守・メンテナンスを行い、安全を最優先に考えていることを肌で知りました。また、メンテナンスだけでなく、技術の導入を考えることや、メーカーの方と交渉しながら仕事をしていくことの楽しさについて社員の方に聞けたことが大きな収穫でした。
今回のインターンシップで良かったと思うのは、電気の講義後すぐに電気関係の設備を間近で見学させてもらえたことです。無理なく知識を定着させ、好奇心を向上させることができました。また、最初は、グループワーク難しいな、つらくなりそうだなと思っていたのですが、小さな疑問でもすぐに答えてくれる社員の方々のおかげで楽しく行うことができました。気になったことがすぐわかるので、どんどん新しい提案を出すきっかけにもなりました。