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インターンシップ・
イベント体験レポート
過去に開催されたインターンシップ・イベントの参加者が
何を学んで感じて、体験したかをリアルにレポートします。
事務系統
業務の模擬体験
グループワークを通じて、事務系統の仕事を模擬体験することができました。
ただし単にワークを行うのではなく、丁寧なインプットの時間も用意されています。ここでは事業、職種、働き方などJR東海を知るために不可欠な情報を得ることができました。
その上で実際にグループワークを行い、鉄道とそれに付随する幅広いアセットを活かし、人の流れを創出する、事務系統のダイナミックな業務を体験していきました。
グループメンバーと協力しながら限られた時間のなかで成果を見出す難しさを感じつつ、ワーク後には実際にその事業を担当する社員からの丁寧なフィードバックがあるため、「総合職事務系統」として働く上で大切な考え方を学ぶことができました。
自身の価値観を見極める
さらに、事務系統のワークショップではワークのみならず自身の価値観を見極めるコンテンツが用意されていました。
そのひとつが事業や職種、働くスタイルといった各々の理想の仕事観を議論する時間です。そこでの議論を通じて「自分は働く上で何を大切にしたいのか」という潜在的な価値観に気づくことができました。ワークショップを通して、就職活動はもちろん、今後の自身のキャリア形成を考える上でも役立つ気づきを得られる時間があり、自己理解が大いに深まる場となりました!
社員との交流
また、自身の価値観に対する認識が深まった状態で社員と交流し、自身とJR東海との相性を確認できる点は、事務系統のワークショップにおけるひとつの魅力でした。
座談会やプログラム終了後のコーヒーチャットでは、人事部のみならず複数部署の社員とざっくばらんに会話ができ、社員が共通で持つ使命感・価値観を深く知ることができます。対面だからこそ社員の熱意や会社の雰囲気を肌で感じることができ、より一層会社理解を深めることができました。
運輸系統
運転士・車掌のシミュレータ体験
新幹線乗務員と在来線乗務員のそれぞれの職場を見学し、実際に訓練で使用されているシミュレータを使って運転士・車掌業務を体験しました。実際の車両さながらの運転台は圧巻です!運転中の確認項目の多さや操縦の難しさを体感しただけでなく、普段目にしている何気ない動作の一つひとつに意味があり、その積み重ねでお客さまの安全と正確な列車運行が実現できていることを学び、乗務員の責任の重さややりがいを実感できました。
特別講義
様々なキャリアを積んだ先輩社員から講義を受けました。ジョブローテーションの中でどのようなキャリアを歩んできたのか、またそれぞれのタイミングで何を感じ、どのように取り組んできたのかを伺いました。そしてキャリアを積んできたからこそ見えてくる、運輸系統の仕事の本質や働く上で大切にすべき考え方、将来のキャリアを考える視点を学ぶことができ、実際に自分が働く姿をイメージすることができました!
輸送計画・施策検討の模擬体験
グループワークを通じ、運輸系統ならではの仕事を模擬体験することができました。JR東海最大の商品であるダイヤの策定は運輸系統の仕事です。今回のグループワークでは、現状の輸送動向を分析するだけでなく、社会情勢の変化を予測し、未来のあるべき輸送計画や、ニーズを捉えた施策を検討しました。様々な視点で柔軟に物事を考えること、またグループメンバーと協力しながら限られた時間のなかでアウトプットを行うことに難しさと楽しさを感じつつ、運輸系統の仕事の奥深さを学ぶことができました。
全体を通して
運輸系統のワークショップでは、各種講義や現場見学、先輩社員との交流やグループワークを通じて、鉄道運行を最前線で支える運輸系統の仕事を体験できました。JR東海の運輸系統で働くうえで大切な考え方を知ることだけでなく、実際に現場を見学することで、鉄道がどのように運行されているのかを具体的なイメージを持って学ぶこともできました。全体を通じ、JR東海の運輸系統社員の使命感とやりがいを感じることができ、またJR東海で働くイメージをつかむことができる貴重な機会となりました。
車両・機械系統
車両・機械系統のワークショップは、2日間のプログラムで開催されました。1日目は、車両・機械系統の各部門講義及び社員との座談会を通して業務の魅力や活躍フィールドの広さを知ることができました。2日目の現場見学では、「日々の安全・安定輸送を守る」ことの重要性に加え、「将来の安全・安定輸送を創る」ための取組みを体感し、車両・機械系統としてお客さまに安全で快適な移動空間を提供する仕事のやりがいや価値観を学ぶことができ、非常に有意義な2日間となりました。
現場見学:交番検査
定期検査のひとつである交番検査を見学しました。日々の安全・安定輸送を守るべく、品質の良い車両をお客さまに提供するために確実な保守作業を行う仕組みを学ぶとともに、働く社員の一体感・熱意を感じました。
また、将来の安全・安定輸送を創る取組みとして、画像を活用した保守体系の構築に取り組んでいることを知り、日々の定期検査だけではなく保守の在り方そのものをイノベートしていくことの重要性についても学ぶことができました。
現場見学:台車検査
鳥飼車両基地では、台車検査も見学しました。台車検査は重量物を扱うことが多いため、人の力で扱うことが難しい機器は保守用の機械設備を用いて検査をしていました。この機械設備も車両・機械系統が受け持っており、車両だけではなく、機械設備の開発設計・保守まで幅広く携われることを知りました。機械設備を導入するためには車両とのインターフェイスが密接に関わっており、「車両」と「機械」が同じ系統であることの意義を実感しました。
グループディスカッション
プログラムの最後に、「鉄道の安全・安定輸送を確保するために大事なことはなにか」というテーマで、2日間のプログラムで学んだことを踏まえて学生同士で議論をしました。2日間にわたってインプットした非常に多くの情報を整理し、アウトプットすることでJR東海が大切にしている価値観への理解が深まりました。保守の現場における徹底した安全への意識・管理があってこそ日々の安全・安定輸送が守られているということを体感するとともに、強い想いを持った社員の方々と一緒に働くイメージをつかむことができました。
施設系統
全体概要
鉄道における土木・建築技術に関する講義、小牧研究施設・リニア工事現場見学、座談会での社員との交流やグループディスカッションを通して、JR東海の仕事の規模感と社会への影響力の「大きさ」を肌で感じました!施設系統の主な業務である、鉄道に関わる土木構造物・建築物・線路の「維持管理」と「建設」の専門業務の奥深さに触れ、今と未来の「当たり前」を創り続ける社員の誇りと使命感を知りました!
小牧研究施設の見学
普段は立ち入ることのできないJR東海の「小牧研究施設」を見学しました。将来にわたって安全な鉄道を支え続けるための研究開発の拠点です。広大な敷地には、トンネルや高架橋、盛土といった鉄道土木構造物や線路などが実物大で再現された設備が整っていました。最先端の研究開発に挑み、技術で人を支え続ける社員の探求心と、新たな価値を創り続けるJR東海の研究環境や情熱を強く体感しました!
社員との座談会
施設系統の様々な業務を経験し、第一線で活躍している社員3名との座談会。リアルな業務内容とキャリアの紹介があり、1日のスケジュールなど細かいところまで働くイメージがわきました。また、社員がどんな想いでキャリアパスを歩んできたかも容易に想像でき、仕事に対する熱意も強く感じました。座談会以外でも、昼食や移動の際に多くの社員と交流ができ、ここでしか聞けない仕事の本音もあり、働く自分を想像できました。親身になって丁寧に応対してくださり、こんな先輩社員と一緒に働きたい、そう思える魅力的な社員ばかりでした!
電気・
システム系統
電気・システム系統のワークショップでは、各種講義や設備見学、先輩社員との交流を通して、鉄道の安全・安定輸送を担う電気・システム系統の仕事を体験できました。単なる会社説明ではなく、実際の設備にも触れながら鉄道を支える仕事がどのようなものかを学び、多種多様なキャリアを持つ社員の生の声を聞くことで、鉄道会社で働くイメージをつかむことができる特別な機会でした。鉄道へのICT技術活用に関する取組みの事例紹介を受けて、電気・システム系統における活躍の場の広さを知ることができました。
新幹線電車線設備保守体験×ICT技術
実際に電車線を支持する金具の打点検を体験しました。わずかな音の違いで設備の状態を判断し、保守を行っている点に技術力の高さを感じました。地道な点検を着実に行う一方で、人手のかかる保守をICT技術で代替し、人の手を介さずに保守の質をさらに高める工夫をしていると聞き、仕事の仕方を常に変革する姿勢に感激しました。
新幹線変電設備×パワーエレクトロニクス技術
東海道新幹線の高速かつ高密度な輸送を実現している変電設備について学びました。東海道新幹線に供給する電気の周波数を変える周波数変換装置は、従来、非常に大型の設備でしたが、時代とともに進化したパワーエレクトロニクス技術の導入と独自開発した制御に関する世界初の技術により、設備をコンパクトかつ長寿命にすることが可能となり、大幅なコスト削減を実現したことを知り、技術者の質の高さに感嘆するとともに、技術者としての腕の見せ所だと感じました。
在来線踏切・軌道回路設備×
フェールセーフ技術
日常生活で普通に渡っている踏切の動作原理について学び、踏切における列車及び通行者の安全を守る仕組みを学びました。さらに、装置の故障などの異常が発生した時でも、安全側に動作させることで人命を危険に晒させないフェールセーフな設計思想が組み込まれていることを知りました。普段は気にも留めなかった設備ですが、陰ながら安全を守る重要な設備ということを知り、安全の要を担う電気・システム系統の仕事に感銘を受けました。