インターンシップ体験レポート
過去に開催されたインターンシップの参加者が
何を学んで感じて、体験したかをリアルにレポートします。
Introduction
東海道新幹線「三島駅」近くの当社総合研修センターに
期間中宿泊して、
東京、名古屋等の当社エリア内に
出張して幅広く業務を体験していただきます。
詳しい日程については各コースによって異なります。
オリエンテーション・ガイダンス
緊張の面持ちで総合研修センターに集合。
いよいよJR東海インターンシップのスタートです。
幕開けはオリエンテーションから。カリキュラムの紹介を経て、
コースごとにグループワーク開始。
会場はみんなのエネルギーで溢れ、活気に包まれました。
職場見学
グループワーク
各コースにあたえられたミッションに基づき、
グループワークが始まりました。
それぞれが職場訪問で目にした光景、耳にした言葉をもとに、
知恵を出し合ってディスカッションを進めます。
ミッションに対する提案は、
わかりやすいプレゼンテーションにしなければなりません。
時間を忘れた熱い議論が続きました。
プレゼンテーション
各グループが、
与えられたミッションに対する提案を発表しました。
内容はもちろんのこと、
プレゼンテーションの手法や発表時間まで
計算に入れて発表しなければなりません。
発表後の質疑応答では活発に議論がなされ、
また社員からのフィードバックも受け、
より理解を深めることに繋がりました。
フェアウェルパーティ
最終日、緊張のプレゼンテーションを経て、
すべてのプログラムが終了しました。
寝食をともにして深い人間関係で結ばれた仲間たちとの
充実した5日間を振り返りながら、
パーティは盛大に行われました。
会場は達成感に満ちた笑顔と感動の涙でいっぱいです!
参加学生のコメント
施設見学であったり、社員の方々へのインタビューであったりと、インターンシップに参加しなければ決してできないような経験が盛り沢山だったので、本当に参加できて良かったと思っています。今回のインターンシップを通じて、私が一番強く感じたのは、JR東海で働く社員の方々の魅力です。何事も包み隠さず話をしてくださるユニークさの反面で、自らの仕事に対しては熱く語る社員の方々が本当に格好良くて、自分も将来、自らの仕事に誇りを持てるような社会人になりたいなと心から思いました。
JR東海に対しては、新幹線の新型車両や超電導リニアなどのハード面での強みばかりがイメージとして先行していましたが、インターンシップに参加したことで、車両を効率的に運用するノウハウや、お客さまの信頼を守り続けるための安全・安定輸送への努力、社員研修プログラムの充実等、ソフト面での実績やノウハウが蓄積されていることを知りました。大きな課題に対しても、あらゆる系統・部門の人々の力を結集して総合力で解決してゆこうという姿勢は、非常に魅力的でした。
これまで、鉄道は運行システムやメンテナンス技術などが完全に確立され、システマチックな働き方をする業界だと考えていました。しかし、インターンシップでの経験を通し、実際には、一人ひとりの社員が意識的に課題を見つけ、創造的な活動で、安全・安定輸送を追究しているということを知りました。乗車中のお客さまが死傷される列車事故ゼロという、東海道新幹線の大きな実績は、これまでのノウハウの蓄積だけによるものではなく、絶え間ない技術開発や改良により成し遂げられている結果だということを実感しました。
私は、インターンシップに参加する前に「働く」とはチームワークで仕事をすることであると考えていました。実際に今回の参加したインターンシップの講義や施設見学、夜間作業体験などを通して、自分の考えは正しかったと感じました。この5日間は本当に中身の濃い充実したもので、チームワークで作業するのはもちろんのこと、社員の方一人ひとりが誇りと責任感を持って仕事に従事されているように感じました。特に、貴社の使命である安全・安定輸送を日々支えている社員の方と会話した際の自信に満ちた表情は印象的でした。誰ひとり手を抜いても完結しない仕事というものを、日々何事もなくこなす社員の方に「働く」ことの重みを教わった気がしています。「チームワーク」で仕事をすることの大切さをより一層強く感じた5日間でした。
ただ毎日行っている業務を繰り返すのではなく、毎日変わらないように設備を保全するという仕事をまっとうしていることに感心しきりでした。毎日のように自分たちが利用している電車がどのように運行されているのかを、技術力の最も高いJR東海のインターンシップを通して学んだことで、日々の変わらぬ安心・安全な毎日の「幸せ」を痛感すると同時に、ただ新しい技術を導入するのではなく、一つひとつ安心・安全であるかを確認することの大切さを学びました。