キーワードで読み解くJR東海

東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は、国鉄改革により
1987年4月に誕生して以来、
一貫して東京~名古屋~大阪という
日本の大動脈の新幹線輸送、
そして名古屋、静岡を中心とした
東海地域の在来線を担うとともに、
鉄道事業との相乗効果が
期待できる分野を中心にグループ事業を展開しています。
また、将来にわたり使命を果たすため、超電導リニアによる
中央新幹線計画などの中長期的プロジェクトを推進しています。
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マーケットエリア

当社のマーケットエリアである
東京~名古屋~大阪間は、
日本の人口・GDPの約6割を占めています。
マーケットエリア 東京 名古屋 大阪
日本全体に占める割合 人口約62% GDP約66% 面積約24%
【出典】
当社マーケットエリアは以下の都府県を対象として計算
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、静岡県、山梨県、長野県、愛知県、三重県、岐阜県、滋賀県、大阪府、京都府、兵庫県、奈良県
人口:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態および世帯数」
県別総生産:内閣府「県民経済計算」
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日本の大動脈を
支える東海道新幹線

累計利用者数約70億人
平均遅延時分1.6分/運行1列車
乗車中のお客さまが死傷される列車事故0件 開業以来、乗車中のお客さまが死傷される列車事故ゼロ
他輸送モードでは追随できないキャパシティを
提供し、
当社のマーケットエリアにおいて
圧倒的なシェアを確立しています。

1日あたりの輸送力の推移

(東京圏~大阪圏における東海道新幹線と航空の比較)
グラフ:航空約3万席にたいして、約34万席と約11倍
【出典】
※1
東海道新幹線:各年度において東京駅、新大阪駅を直通運転した「のぞみ」「ひかり」の提供座席数(臨時列車を含む)
※2
航空:2006~2022年度特定本邦航空運送事業者に係る情報(国土交通省)をベースに当社が算出
※3
2021年3月期~2023年3月期は、新型コロナウイルス感染症の影響による数値が低くなっている

マーケットシェア※1(対航空)

グラフ:マーケットシェア(対航空):東京圏〜名古屋圏100%、東京圏〜大阪圏84%、東京圏〜岡山71%、東京圏〜広島65%、東京圏〜福岡9%
【出典】
※1
マーケットシェア:2022年度旅客地域流動調査(国土交通省)をベースに当社が算出
※2
1日当たりの輸送量は、新型コロナウイルス感染症の影響により数値が低くなっている
※3
東京圏:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県
名古屋圏:愛知県、岐阜県、三重県
大阪圏:大阪府、京都府、兵庫県、奈良県
03

地域社会を支える在来線

路線数12線区
1日あたりの列車本数約2,200本
在来線は、通勤や通学をはじめとする
日常生活の移動手段として、
沿線地域に暮らす人々にとって
欠かすことのできない存在です。
JR東海は、名古屋・静岡地区を中心に12線区の在来線を運営し、
東海道新幹線と一体となった
ネットワークを形成し地域社会と経済に
貢献しています。
04

グループ事業の取組み

JR東海では、グループ会社と一体となり、
沿線都市と移動の価値を高め、
豊かな暮らしを実現していきます。
JR東海グループの事業展開 運輸 流通 不動産 サービス その他
  • 不動産業(例)
    JRゲートタワー・
    JRセントラルタワーズ
  • 流通業(例)
    ジェイアール名古屋
    タカシマヤ
連結子会社営業収益(単純合算)526億円 1989年度 ※3社から、6,366億円  2019年度 ※29社へ、約12倍に
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使命を果たすために 超電導リニアによる中央新幹線計画

営業速度500km/h
所要時間(最速) 東京都(品川)〜名古屋 40分
所要時間(最速) 東京都(品川)〜大阪 67分
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使命を果たすために 海外展開

高速鉄道システムの海外展開

当社は、世界最高水準の高速鉄道に関する総合的な技術力を活用し、海外における高速鉄道プロジェクトへのコンサルティング事業を推進しています。高速鉄道システムの海外展開は、高速鉄道市場の拡大に伴う国内各メーカーの技術・技能の維持強化、資機材の安定供給、鉄道関係機器の技術革新やコストダウンにつながる有意義な取組みと考えています。
JR東海が提案する高速鉄道システム
北東回廊プロジェクト(ワシントンD.C.~ニューヨーク間) テキサスプロジェクト(ダラス~ヒューストン間)
海外展開の対象路線
07

最新の技術を活用した
経営体力の再強化

より安全で、より便利で、
より快適な鉄道を目指して

当社は、効率的な業務執行体制を構築することで10~15年かけて定常的なコストを単体で800億円削減する「業務改革」を推進するとともに、新しい発想により「収益の拡大」を実現することに挑戦し、経営体力の再強化に取り組んでいます。
近年、センシング、画像認識、ビッグデータの伝送・解析、AI、ロボット等の技術が大きく進化しています。当社はこれらの技術を積極的に取り入れ、輸送サービスの在り方を抜本的に変革することで、将来の労働力人口の減少にも対応するとともに、より安全で、より便利で、より快適なサービスを効率的に提供していきます。
駅や新幹線車内のビジネス環境整備を推進 新幹線の新たな座席のあり方を検討 新幹線車内の新しい使い方を提供 「EX旅先予約」「EX旅パック」等を活用した新たな旅行スタイルを提案 TOICA全線拡大とネット予約拡大でチケットレス乗車 テレビ電話でご案内可能な券売機等を拡充 一部編成への車側カメラ設置等により、ワンマン運転も可能に 新幹線前駅に可動柵整備 画像認識等を活用して線路や電車線設備の状態をモニタリング 状態監視データ等を活用して車両状態をモニタリング
より便利に
「EX旅先予約」「EX旅パック」等を活用した新たな旅行スタイルを提案
TOICA全線拡大とネット予約拡大でチケットレス乗車
テレビ電話でご案内可能な発券機等を拡充
より安全に
一部編成への車側カメラ設置等により、ワンマン運転も可能に
新幹線全駅に可動柵整備
画像認識等を活用して線路や電車設備の状態をモニタリング
状態監視データ等を活用して車両状態をモニタリング
より快適に
駅や新幹線車内のビジネス環境整備を推進
新幹線の新たな座席のあり方を検討
新幹線車内の新しい使い方を提供
日々の安全を守りながら、
数十年先の未来を考える
当社の使命は、安全・安定輸送の確保を最優先に
  • 日本の大動脈輸送を担う東海道新幹線
  • 東海地域の在来線網
  • 各地区でのグループ事業
を一体的に長期的に
維持・発展させることです。
輸送サービスのたゆまぬブラッシュアップを行い、
中長期的プロジェクトの推進を行っていきます。
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