先輩社員紹介
障がいを持ちながら
活躍している社員を
紹介します。

ベテランと若手の間に立ち、
接客の技術継承に取り組む。
- 上西 Uenishi
- 新大阪駅 1996年入社
接客は丁寧かつスピーディーに
私は窓口でのきっぷの発売、払い戻しや駅全体の現金管理を行っています。親切な職場の仲間にも囲まれてお互いにフォローしながら仕事に就いています。新大阪駅は1日10万人以上のお客さまにご利用をいただいております。そのため、日々きっぷ売り場では、少しでもお待たせすることのないようスピーディー且つわかりやすく丁寧な接客を心掛けています。また、若手社員等のミスを少なくするため、仕事をやりやすい環境作りを自分なりに工夫をして考え、水平展開を行っています。
私がJR東海に入社したのは、旅行が好きだということがきっかけでした。今もよく遠出しており、他社の路線に乗った時は、窓口や改札などの接客サービスを意識的に見るようにしています。私だとどうしても同業者という目で見てしまうので、同行した友人に「今の説明はわかりやすかった?」と聞き、参考にすることもしばしば。お客さまにまごころを込めたサービスをご提供できるよう、こうして日ごろから接客意識を高めるようにしています。
※当社には運動系から文化系まで幅広いレクリエーションクラブがあります。その中で、私は10年以上も前にはじめたマラソンがきっかけで陸上クラブに所属しています。私自身は決して速いタイムではないですが、空いた時間には旅行を兼ねて全国各地へマラソンで走りに行っています。
失敗を糧にして、後輩社員へ継承
今までに失敗をして、上司をはじめ同僚に迷惑をかけてしまうこともありました。その都度周りにフォローされたことへの感謝の気持ちを絶対に忘れず、また自分なりに同じ失敗を繰り返さないために対策を考え実施してきました。
今では若手社員を指導する機会も多くありますが、そんな時に意識していることがあります。不明点にぶつかると若い社員は私のところまで質問に来るのですが、すべて答えたのでは本当の成長に結びつきません。できる限り自分で調べ、考えさせることを大切にしています。必要であれば、厳しいことも口にしなくてはなりません。“優しく、厳しく”が後輩指導における私のモットーです。もちろん私もまだ勉強が足りません。ベテラン社員が退職する前に、多くのことを学び、より確かな技術継承に結びつけていきたいと思います。
大事にしていること
駅にはたくさんのお客さまが訪れます。一期一会。
一人でも多くのお客さまに楽しい思い出を持ち帰っていただきたいと、心を込めた接客をしています。
自分が受けて心地よいサービスをお客さまにも提供したい。
そんな思いで、私は毎日を過ごしています。