私の創造

想いはすべて“人”のために。そこにあるのは現場力。

総合職(運輸)
長野 利彦

仕事

お客さまのご利用に合わせたダイヤを設定し、弾力的な運行を実現する。

半年先の人の動きを想定する。

東海道新幹線は毎日同じ本数の列車が走っているのではありません。お客さまの数が毎日違うように、それに合わせて列車の本数も変化させています。私はそうした弾力的な運行を実現するために、臨時列車の設定を担当しています。
年末年始やゴールデンウィーク、紅葉シーズンなどはご利用が集中するため、特に多くの臨時列車が必要となります。学生の皆さんが多く移動する内定式の際も、臨時列車を走らせています。臨時列車の計画を立てるのは半年前。過去のご利用実績を分析するとともに、長期的な目で人の動きを予測して、列車が満席とならないように臨時列車の計画を立案します。つまり半年先の未来を読むことが仕事であり、そこが最も難しい点です。
私のデスクの近くには、駅のきっぷうりばで皆さんが目にするのと同じ「空席表示機」が設置してありますが、これはさながら私の仕事の成績表のようなもの。満席を示す「×」印が並ぶと、お客さまがご希望されるお席が取れないということです。「安心して座ってご利用いただける新幹線」をめざして、未来を予測する力に磨きをかけていきます。

 

普遍なのは、人の生活を支えるという使命。

私は「人のために生きる」という信念を胸に、就職活動を行いました。多くの人の生活をより豊かにできるような仕事、社会に新しい何かを生み出す仕事がしたいと考えていました。人々の生活を支えているという使命感、中央新幹線という新たなインフラを創造する醍醐味を感じながら仕事ができるのがJR東海。私はそのことを誇りに思っています。
将来、中央新幹線が営業運転を始めれば日本の人の動きは大きく変わるでしょう。さらにその先、たとえ100年後であっても、JR東海は社会を支える存在として使命を果たしているはずです。私はそのような遠い未来を想いながら、半年後の人の動きを読み、臨時列車の計画に当たっています。
ただし、どんなに時代が変わっていこうとも、優秀な人材こそが会社にとって最大の財産であることに変わりはありません。今後は人材づくりに貢献できる社員教育や社内の制度改革などの仕事にも挑戦したいと考えています。

 

キャリア

お客さまの安全を支える責任を痛感しました。

'09-4月入社、新入社員研修
社会人としての基礎や、JR東海で働く上での基礎を学びました。寝食をともにしながら夜中まで熱く語り合った同期は、今でもかけがえのない存在です。
'09-7月車掌研修
接客の仕事を経験するのははじめてのことで、緊張しました。後部車掌としてドアの扱いも担当。お客さまの安全をお守りする責任の重さを痛感する毎日でした。
'10-6月運転士研修
1,300人以上のお客さまをお乗せして走る責任は、重いものでした。安全・安定輸送を支える一員として、緊張感を持って取り組みました。
'10-12月駅研修
新大阪駅で年末年始の駅業務を経験しました。お客さまが最も多い時期で、本当に慌ただしい毎日でした。新大阪駅構内の店舗のご案内なども求められ、その情報を迅速かつ正確にご案内することの難しさを感じました。
'11-1月新幹線鉄道事業本部運輸営業部輸送課(輸送列車指令)
東海道新幹線の運行管理を行う業務に従事しました。3.11東日本大震災の時も指令業務に従事しており、翌日には東海道新幹線は通常通りの運行を行うことができました。日本のために早く日常を取り戻したいという全社員の願いが、そこにありました。
'11-7月新幹線鉄道事業本部運輸営業部管理課
東海道新幹線の運行業務に従事する駅・車掌・運転士・非現業社員の約2,000人の人事および教育を担当しました。毎日のように現場に足を運んで、多くの情報を得るとともに、現場で起きている課題を解決できた時は大きなよろこびを感じました。
'12-4月新入社員研修インストラクター
研修センターで寝食をともにしながら、高卒入社の社員にJR東海で働く上での基礎を徹底的に伝えました。JR東海にとって「人が財産」であることを感じる日々でした。
'13-7月新幹線鉄道事業本部 運輸営業部 輸送課取材当時
 
'15-7月東海鉄道事業本部 名古屋駅 助役
在来線の輸送業務に管理者として従事しています。関係社員と一丸となって名古屋駅近郊の日々の安全・安定輸送を支える業務に誇りを感じる日々です。

これからめざすもの

「教育」や「列車計画」とは異なった業務にも挑戦したいです。具体的には設備投資計画の策定や中央新幹線の開業に携わりたいと考えています。

プライベート

  • 難しいから楽しいのがゴルフ
    社会人になってから始めたのがゴルフ。まだ走り回っているレベルですが、難しいからこそ、楽しみも大きいのだと思います。汗を流した後の風呂とビールは、やみつきです。
  • 高校の部活の同窓会に参加
    高校時代に打ち込んだのがバスケットボールでした。その部活仲間が10年ぶりに集まりました。懐かしい面々と再会し、高校時代の思い出話で盛り上がりました。
長野 利彦

Profile

長野 利彦

総合職(運輸)
新幹線鉄道事業本部 運輸営業部 輸送課 ※取材当時
2009年入社
工学府航空宇宙工学専攻修了