私の創造

よりよいサービスのために、お客さまのニーズを読み、未来の需要を想定する。

総合職(運輸)
玉田 晃久

仕事

お客さまの快適なご旅行のために、最適のダイヤ設定をめざす。

データを分析し、社会の変化をとらえる。

1日約45万人ものお客さまをお運びする東海道新幹線。最大で1日434本(2018年)の列車が走っていますが、実はそのダイヤは1年365日、すべて異なります。理由は、季節や曜日、時間帯によって需要がすべて異なるため。つまり波動性が極めて高いのが東海道新幹線で、それゆえにお客さまの需要に合わせて毎日異なるダイヤを作成して列車を走らせているのです。
私はそのダイヤ作成のために、将来のお客さまの需要を想定する業務に携わっています。
想定のためにはまず前年度のお客さまのご利用状況を分析し、続いて経済指標をはじめとする各種の外部環境データや過去の需要データの蓄積を分析していきます。当然、人気アーティストのコンサートや国際的なスポーツイベントの開催などには大きな影響を受けますし、労働人口の変化や来日外国人の増加といったマクロな指標にも目を配らなくてはなりません。こうした情報を自らリサーチし、およそ半年先のダイヤの作成へと活かしていきます。
私たちの想定が正しかったかどうかは半年後にお客さまがどれだけ利用されたか、乗車人員という数字に表れることになります。直接お客さまと接する仕事ではありませんが、私の分析結果をもとに作成された東海道新幹線のダイヤでお客さまが快適にご旅行されている姿を見ると、この仕事のやりがいを感じます。

 

不可欠なのは、ロジカルな思考と粘り強さ。

私の仕事は、いわば未来を予測することです。予測が正しかったかどうかは、そのときがやってくるまで誰にもわかりません。徹底的にデータに基づく論理的思考力と、諦めずにとことん考え抜く粘り強さが不可欠です。
例えば2019年春の10連休は前例のない長期連休ですから、どのようなアプローチで想定すればいいか、見当もつきませんでした。そこで旅行会社にお話を聞きに行ったりデータ解析を専門とする企業に教わったりと、できることは何でもやりました。その結果、どうにか自分でも納得できる需要想定を導き出すことができましたが、粘り強く食いつくことの大切さを改めて知りました。また、論理的に推論していく力や統計の知識など、理系ならではのバックボーンもこの業務には大いに活かせていると感じます。
この先、2020年にはどれぐらいの人が東海道新幹線を利用されることになるのか、あらゆるデータを駆使して分析を重ね、需要想定を行っていくことになります。その結果は世界の一大イベントに関わる多くの方々に影響に与えることになるでしょうし、結果は後世に残っていくことでしょう。その責任の重さこそ、仕事に対する誇りにつながります。

 

キャリア

チームワークの大切さを学びました。

'15-4月入社、新入社員研修
社会人として、また、鉄道人として必要な基礎知識を学びました。他系統の同期との絆を深めることもでき、今でも研修で一緒に学んだ仲間とは交流を続けています。
'15-6月名古屋駅
改札、出札業務を行いました。名古屋駅はJR東海で最もお客さまの多い駅なので勤務は決して楽ではなかったですが、お客さまからの「ありがとう」が大きな励みとなりました。
'16-2月総合技術本部 技術企画部 運輸計画
運輸系統の採用担当者として採用セミナーや会社説明会に携わりました。自分の言葉が会社としての言葉になるという自覚をもって臨みました。自分の説明したセミナーでJR東海に興味を持ってくれた学生が内定したときは、採用に携わっていて本当によかったと思いました。
'16-8月東京第二運輸所
東海道新幹線の車掌として東京~新大阪間に乗務しました。1,300人以上のお客さまの命をお預かりする車掌業務はとても責任の重い仕事でしたが、それだけ大きな誇りも感じました。運転士、他の車掌、パーサーといったメンバーと力を合わせてお客さまをお運びすることで、鉄道会社にとってのチームワークの重要性も学びました。
'17-2月新幹線鉄道事業本部 運輸営業部 輸送課(輸送旅客指令)
運行中の東海道新幹線で発生するさまざまな事態に対応し、関係箇所と調整の上、お客さまを目的地までお運びすることが旅客指令の使命です。例えば大雨で東海道新幹線が遅れた際の他社の在来線との接続手配であったり、車内に急病のお客さまがいた際の救急車手配であったりと、内容は多岐にわたりました。縁の下の力持ちとして、大きなやりがいがありました。
'17-7月新幹線鉄道事業本部 運輸営業部 輸送課(輸送統計・調査)取材当時
 

これからめざすもの

駅員や乗務員の教育を通じ、お客さまへのサービス向上に貢献したいと考えています。

プライベート

  • 夫婦でゴルフを始めました
    社会人になって始めたのがゴルフ。最近は妻も始めたので、2人で一緒に練習にも行きます。決してうまくはないのですが、青空の下でボールを高く飛ばすのはとても爽快です。同僚や上司などとプレーしながら、年代の違いを超えてコミュニケーションを楽しめるのもゴルフの魅力です。
  • 自由な走りが自転車の魅力
    自転車が好きで、学生時代には仲間と一緒に3週間の九州旅行を楽しみました。今も週末には多摩川の土手などを走っています。写真は、職場の後輩と一緒に埼玉県の彩湖を走ったときのもの。特に予定も立てず、気分に任せて自由に走ることが好きです。
玉田 晃久

Profile

玉田 晃久

総合職(運輸)
新幹線鉄道事業本部 運輸営業部 輸送課(輸送統計・調査)
2015年入社
工学部マテリアル工学科卒